白癬菌が寄生で発症の水虫に有効なホタテパウダー

水虫は、カビの一種とされる白癬菌が角質層に寄生する事で発症するとされ、特に足の指間や陰部などの皮膚が薄く高温多湿となる部位に寄生する事が多く、湿度が上昇する梅雨時から夏の暑い時期に寄生し発症する傾向があります。水虫は、一般的に中高年の男性のイメージがありますが、女性の社会進出や季節を問わず履かれるブーツなどの影響により、10代や20代の若い女性の水虫患者が急増しています。
水虫の治療には、厚生労働省の医薬品製造指針に基づいて製造されたテルビナフィンやミコナゾール、ブテナフィンなどの内服薬や外用薬が用いられていますが、副作用の少なさや白癬菌に対する有効性から、廃棄されるホタテの貝殻から製造された水虫薬も治療に用いられるケースもあります。
ホタテの貝殻は、炭酸カルシウムが99%と有機質1%で構成されておりホタテの貝殻を細かく粉砕し、1100℃以上の高温で焼成するとホタテパウダーとなり、多くの有益な特性が得られます。ホタテパウダーは、ホルムアルデヒドの分解や二酸化炭素の吸着する特性があり、ホタテパウダーを入れた溶液は大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、MRSAなどに強い殺菌作用を示します。
特にホタテパウダーの主成分の炭酸カルシウムは、白癬菌の栄養となる皮膚のケラチンを覆い保護する作用があり、炭酸カルシウムは白癬菌の成長を阻害し死滅させる効果があるとされています。又、ケラチンが炭酸カルシウムで保護される事により、白癬菌が分泌するケラチナーゼではケラチンの溶解が出来ない為に、リンパ球からサイトカインが分泌されず水虫特有の痒みが抑制されます。
ホタテパウダーの溶液は、水虫の患部を軽く湿らす程度で十分な薬理効果が得られ、天然の成分などで手や靴下に付着しても問題が無く、非常に安全な医薬品です。

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